case 1 骨盤の前後の歪み

20代 産後4ヵ月 初産

腰痛、ひざの痛み、鼠径部(足の付け根)の痛みあり。
腰痛は以前からあったが産後悪化。

骨盤の前後の歪みが強い”反り腰”の状態。
腰部、臀部、大腿四頭筋、ハムストリングスの筋肉を調整し、腰椎の関節操作を行った結果、初回の施術で骨盤位の改善、症状の軽減が確認できた。

解説

左の写真が来院時の状態です。
腰椎が大きく反り返って、骨盤が後ろに寝た状態です。
下腹が出るのでズボンのウエストラインは前に下がっているのがわかると思います。
また、お尻が突き出ているので、ずぼんの横に入ったラインが前傾しているのも確認できます。
お腹和前に、お尻は後ろに飛び出た状態になるのでウエストやヒップのサイズは大きくなります。
このタイプは多くのケースで、矯正後に服のサイズが1~2つサイズダウンします。

模型を使ってみてみましょう。
左の写真で骨盤が後ろに寝てしまっているのがわかると思います。
お腹が大きくなると、前後の重心のバランスをとるため、腰が反り返ります。
産後この状態の筋肉や骨格のクセが取れず、反り腰の状態が残ってしまうケースがあります。
体重は戻ったのに、以前の服が着れないという方はこのケースが考えられます。